
催眠に対する誤解
よくテレビなどで、意識がなくなって、本人が喋りたくない事をしゃべり
やりたくないことをさせられているのを見て、催眠に対する誤解を持っていらっしゃる方も少なくないかと思いますので、簡単にご説明したいと思います。
人は誰でも、一日に何度も催眠に入っています。
例えば、映画を見ているときや本を読んでいる時など、人に声をかけられても気づかず熱中している時などです。
ピアノやダンス、スポーツなどもその状態です。
ですから催眠状態であっても意識はちゃんとあり、きちんと自分で自分をコントロールできるのです。
催眠状態とは、顕在意識(論理的な思考、理性等)と潜在意識(記憶、想像力、感情、直感)が繋がった状態のことを言います。
大人にはこの二つの意識の間に膜があって、外的な刺激が潜在意識に容易に入らない様にブロックしてくれています。
そして反対にもうすでに潜在意識の中に入ってしまった、好ましくないマイナスの感情等が簡単には外に出て来ない様に守っているのです。
この膜は8~9歳頃にできるもので、それまではこの膜がない状態で生活している為8~9歳頃までに受けた刺激や情報は、ダイレクトに潜在意識に入り込んでしまうのです。
そのことにより心が深く傷ついてしまった場合トラウマとなります。
この傷が癒えないまま成長すると、それがインナーチャイルドとなって、表面化し、なぜか心が満たされなかったり問題行動に繋がったり、色々なマイナスの症状として体へと現れることがあるのです。
そこで催眠状態に置くことで、顕在意識と潜在意識を繋がった状態にしたうえで、潜在意識の深い所にアクセスし、どの時期や出来事に悩みや、問題行動の原因となるものがあるのかを探し、それを癒していくことで、表面化している様々な症状を癒していくことを可能にする素晴らしい療法なのです。
催眠は1955年に英国医師会(Brirish Medical Association)が有効な治療法だと認めています。
1958年には、米国医師会(American Medical Association)と米国心理学会(American psychological Association)も催眠を有効な治療法として認めています。米国歯科医師会も同様です。
セラピストはその方一人ひとりの本質に到達するお手伝いをし、そしてそれに寄り添い、その方がご自身の中に答えを見出し、新たな第一歩を踏み出せるよう、サポートするものです。あなたとの共同作業なのです。
答えはいつも素晴らしいあなた自身の中にあります。
さあその扉へと進んで行きましょう。